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元祖ロッキン・ラヂヲ/和田ラヂヲ

ビートルズが!ストーンズが!ピストルズが!
向井秀徳が!YMOが!清原和博が!
有名どころからマニア向けまで。古今東西のロックスターが、
和田ラヂヲによって好き放題にネタにされた!


というコトで…実質的にはほぼ10日ぶりの更新となります。
まったく、ねえ?僕は本来アレですよ、実生活はグダグダの極みですから、
せめてこのblogくらいは毎日(に近い頻度で)書こう、書きたいなと思ってるので、
こうもほったらかしにしてしまうというのはまことに遺憾で仕方ありません。
まだしばらくは忙しい日々が続くのですが、せめてもう少しなんとかしたいなあ、と。

まあ、そんな吹けば飛ぶようなグチなどココらでやめにしてですね、
ヒサビサのエントリ、今回のネタは和田ラヂヲの「元祖ロッキン・ラヂヲ」
ございますれば、コレまた吹けば飛ぶような内容になること火の如し。

和田ラヂヲが音楽好きなのってどのくらい知られてるんでしょうか。
まさか、和田ラヂヲ自体をご存じないという方は…いらっしゃいませんよね?
ご存知ない、という方は残念ながらココでリタイヤです。振り出しに戻る。
というのも何なので、一応簡単に説明しておくと、和田ラヂヲは漫画家。
吉田戦車あたりと比較されるような、シュールな脱力系の漫画を描いてます。
公式ページ見てもらえばその辺は分かってもらえるんではないでしょうか。
分からない方は本格的にリタイヤしていただくしかありません。残念です。

以前ヤングジャンプで連載していた“和田ラヂヲのここにいます。”で、
散々GLAYCoccoをネタにしていた和田ラヂヲですが、ミュージシャンネタの
原点とも言える作品が、今回取り上げている“ロッキン・ラヂヲ”ですな。
ロッキン・オンで連載していただけあって、洋邦のそうそうたる面々が、
コレでもかと言わんばかりにエジキにされてます。カナリ下らないカタチで。
結構な確立でダジャレですからね。いくつか紹介しようかと思ったのですが、
文章で書いてしまうと深刻なほどつまらないので、和田ラヂヲの名誉のためにも
やめておきます。うかつに手を出すと僕までヤケドしそうですので。
しかしながら、漫画自体がつまらないかと言えば、当然ソレは別ですよ。
あの独特の絵のおかげで、ダジャレでも十分に笑える内容となっております。

しっかし、連載されていたのが98~99年だから7年くらい前ですか。
ネタにされてるミュージシャンを見るに、時代を感じずにはいられませんなあ。
本人がファンであるストーンズとキッスの登場がかなり多いのですが、
スウェードのブレッド・アンダーソンや、パルプのジャーヴィス・コッカー、
bis、シーホーゼズ、ヘイデン、トリッキー、邦楽ではWINOやイーストエンドと、
懐かしい顔が続々とネタにされております。ダジャレ交じりに。

ミュージシャンなんてのはお高くとまってますからね、ガンガンネタにしたら
イイんですよ。MTVがジ・オズボーンズやって以来もう何でもアリなんですから。
その点、清原にWINOを語らせるという和田ラヂヲのセンスには脱帽せざるを得ない。
まあ、そこら辺はやっぱ読んでもらわないとねえ。古本屋で見かけたら是非。
4872573226元祖ロッキン・ラヂヲ
和田 ラヂヲ
イースト・プレス 2002-12

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2005-11-06 19:49 | 音楽文庫 | Comment(0) | Trackback(0)
聴かず嫌いの良薬/のだめカンタービレ

今サラながら、僕は音楽大スキっ子でありまして、
ジャンルだの楽器だのにこだわらず、比較的何でも聴くタイプ。
コレは自分自身、実にステキなコトではないか!と思ってまして。
例えば最近のRockなりPunkなりを、簡単に「エモ」なんて言葉で
ククってしまう輩には、「エモーショナルじゃない音楽なんぞあるか!」
と怒鳴りつけてやりたくなるような衝動に駆られたり、
Jazz聴いてるって言うと「カッコいいね」なんて返す輩には、
「Jazzやってるヤツは確かにカッコいいけど、
聴いてるヤツは別にカッコいいとは限らんぞ!俺がイイ例だろうが!」と
言い返してやりたくなったり、つまり、その、なんだ。
まあとにかく世の中にある音楽という音楽は全て素晴らしいのだと、
そう言いたいのです。そう言いたいのですよ。
雰囲気だけ分かって下さい。

で…じゃあお前はさぞかし色んな音楽を聴いて、
どんな音楽でもブラボー連発なんだろうな、って言われると、
実はあまり得意ではないのが2つほど。
一つは演歌。詩の世界観やこぶしを振り回し熱唱する姿は、
ある意味非常にエモーショナルなものを感じるのですが、
いかんせん若者なもので。あの大御所感とか苦手です。
で、もう一つ。クラシック
高校の頃、受験勉強のお供にって友達から勧められ、
いくつか借りて聴いてみたのですが、うーん、どうにも。
まず長い。長いよ曲が。あとリズムの源が打楽器でなく指揮者なので、
CDで聴いてもノれない。本来ノる音楽じゃないかもしれませんが。
ともあれ、演歌とクラシックは、自分にとって数少ない"ニガテ"
音楽であるワケです。

それが1週間前まで。今日現在、不肖甘木の最も興味のある音楽は、
何を隠そうクラシック。出来れば生で。生で観たい聴きたい。
先日東京国際フォーラムで行われたクラシックのイベント、"熱狂の日"
行きたかったなあ~なんて思ってしまうくらいだからさあ大変。
まあ実際聴いたらまた…って可能性も多いにあるのですが、
そもそも何故こんなコトになったかというと、
実はある漫画のせいなのですよ。

それはズバリ「のだめカンタービレ」という漫画。
講談社のKISSという雑誌に載ってるんですが、モロ女性向けなので
イイ歳こいた独身男性サラリーマンであるところの僕としては、
おいそれと立ち読みも出来ませんわ。
何はともあれ、この「のだめカンタービレ」。
日本の音大を舞台に、超優秀なピアニストであり、
指揮者になる夢を持つ千秋真一(当然美形かつクール)と、
天才的なピアノの才能を持ちながらも、楽しく弾ければそれでイイ、
野田恵(当然天然かつカワイイ)が唐突に出会うトコロから
始まります。フォーマットとしては女性向け漫画の黄金パターンとも
言える組み合わせなのですが、出会いも唐突なら恋愛も唐突、
ポエミィな描写なんかはあんまりないので、男性でもとっつき易い。
というか、そもそも二人の恋愛は主軸でこそあれ、メインテーマでは
ありませんね。あくまでも主役は"クラシック"です。

千秋はクラシックの貴公子なワケで、やるからには上を目指すし、
正確かつ美しい音こそが至高の音であり基準。
対するのだめ(ぐみ)は楽しいからピアノを弾くし、
自分が楽しい音をだすコトが唯一であり絶対の目的。
その千秋が自由奔放なのだめのピアノに魅かれ、
おちこぼれ学生オーケストラの指揮をやることによって
少しずつ変わっていく…とコレもまた黄金パターンですな。

この漫画、何がイイってテンポがイイ。
先に書いたように恋愛もカラッとしてるし、
女性向漫画にありがちな必要以上に濃い心理描写も無く、
サラッと読んでスカッと本を閉じられますな。
また、例えばバンドを舞台にした漫画にありがちなように、
それこそ「エモ」に走ってしまうのでなく、
それでいて十分に音楽の「エモーショナル」な部分を表現している
非常にバランスのイイ、稀有な作品だと思います。
そう考えると、例えば「BECK」アタリがスキな人なら、
男性でも十分楽しめるんじゃないかしら。基本的にギャグ多めだしね。

長々書いてきましたが、つまりですね、その、ええと、
まあとにかく世の中にある音楽という音楽は全て素晴らしいのだと、
そう言いたいのです。そう言いたいのですよ。

4063405230のだめカンタービレ (11)
二ノ宮 知子
講談社 2005-01-13

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2005-05-11 23:32 | 音楽文庫 | Comment(0) | Trackback(0)
俺のオゴリだ/町田康

くっすん大黒
町田 康
文芸春秋 2002-05


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今日という今日はもう勘弁ならぬ。捨てよう、大黒を。自分は、大黒を捨ててこます。


町田康
かつてPUNKバンド「INU」のフロントマンとして活躍し、
今や芥川賞作家となった人ですが。
正直、この人の音楽というものを、僕は聴いたことがありません。
何年か前のFUJIROCKに誰かと組んで出てたのを覚えてますが、
ステージは観てないのです。今思えばちょっと勿体無い。

そもそも僕が最初に存在を認識したときから、
この人は作家だったのです。
それはもう10年も前になりますか。
ドゥマゴ文学賞を取った「くっすん大黒」という作品が、
なかなか面白いらしいと聞き、読んでみた。
ら、コレが確かに面白い。
短文長文が独特のリズムで展開される文体が、
飄々とした作風と相まって非常に心地よく、
あっさり読めるのにしっかりココロに残る不思議な作品。
日常を描きながら日常が欠落したストーリー。
酩酊と二日酔いだけが繰り返される主人公の毎日には、
入り口も出口もなく、行くも帰るもなく。

当時、不況にあえいでいた出版業界は、
「J文学」なんて言葉で巻き返そうと必死でした。
町田康あたりはその筆頭として、
必要以上に祭り上げられ、実力以上に期待され。
元来あまのじゃくであるところの僕としては
こういうのは非常に気に入らない。
だから気になるのを、読みたいのを無視して
その後どれだけ人に薦められようとも、
芥川賞を受賞したと知っても、それでも
「ハッ。っていうこのスタンス」を貫いておりました。

しかし時は過ぎ。当然のコトながら「J文学」なんて
もう誰も覚えちゃいません。「J文学」って。そりゃそうだろ。
そしてその一翼を担った阿部和重は「グランド・フィナーレ」で
見事第132回芥川賞を受賞しました。
それでも語られぬ「J文学」。まあ「J文学」は置いとくとして。
そうなってしまうと、あの頃読まずじまいだった作品、
やっぱほったらかしっぱなしにするワケにゃいかんなあと。
それでまず「くっすん大黒」」を読み直してみた。
ら、コレが確かに面白い。うん、確かに

元PUNKバンドなんて、それも今じゃあ語られなくなりましたが。
元「J文学」なんて、それも今じゃあ語られなくなりましたが。
そんなものどうでもイイ。どうでもイイことに他ならぬ。
入り口も出口もなく、行くも帰るもなく。
実に我がままな普遍性を持った町田康の作品に接するには、
「今日のあいつの酒代は俺が持ってやった」コレだけでイイ。
あの頃の僕はそんなコトもわからず「ハッ。」って言ってたんですから、
今になってみれば苦笑、でもなかなかカワイイやつだ。

INUとか町田町蔵としての、つまりミュージシャンとしての作品も
意外と手に入るし、今度買ってこよう。
町田さん、しばらくは酒代、俺が持つよ。

2005-04-03 11:16 | 音楽文庫 | Comment(3) | Trackback(1)
楽器はトモダチ/relax

relax_logo.gif

マガジンハウスから出ている、relaxというオシャレ雑誌がありまして、
僕もオシャレ気取りで買ってるんですが、今号の特集がなかなか面白く。

その特集とはズバリ「楽器はトモダチ」というもの。
ベックのインタビューから始まり、テーマであるいろんな楽器の紹介や、
ミュージシャン愛用のスタジオ、そして町のコダワリ楽器屋さん情報などが、
この雑誌独特のゆるーい雰囲気で綴られています。

「ゆるーい雰囲気」と書きましたが、
この本に出てくる楽器とは、ドラム、ヴァイオリンに始まり、
和楽器やタブラ(ボンゴみたいの)にオカリナ、
果ては口にゲームボーイに廃材ともう何でもアリ。
要は「音が出るもの=楽器」と捉えているワケですよ。
このヘン、ゆるーいのね。

もちろんギターやシンセも取り上げられていますが、
あくまでもある一つの「音が出るもの」としてなので、
イングウェイスティーヴ・ヴァイも出てきませんし、
マニアックなヴィンテージ機材も出てきません。
音を出す→楽しい、といういたってシンプルな提案。

ヘッポコバンドとは言え、楽器を演奏することに慣れてしまい、
やれ奏法がドウだの機材がドウだのという方ばかり気にしていた自分には、
とても新鮮で、勇気付けられる内容でした。

ついでに、カンニングの竹山「竹山君」と表記していたのも
ものすごく新鮮、というか斬新ではありました。

2005-03-21 22:19 | 音楽文庫 | Comment(0) | Trackback(0)
ベタでぇ~す/青年は荒野をめざす

20050219212556s.jpg

そしていま、若い君たちとヨーロッパを南下し、何が待っているかわからないアメリカへ行こうとしている。つまりわしも荒野をめざす青年の一人なのだ。そうじゃないか、え?


ジャズってえのは今でこそ大人っぽいとかクールってイメージがありますが、
本来自由と情熱の音楽であり、ロックよりロックな精神を持ってるんですよね。
この本はテクニック抜群の若いトランペッター、ジュンが、
テクはあれども「スウィング」できていない自分を見つめなおすため、
あてのない放浪の旅に出る、と、まあこう書いちゃうと
なんか少しチープに思えちゃうかもしれませんが、そんな話です。
僕が持ってるのは文庫版で、背面にアオリ文が入ってるんですが、
コレがまた。

ぼくらにとって音楽とは何か?セックスとは?人間とは?そして放浪とは?


完全にエモですエモ。サンボマスターの歌詞だっつっても通じそう。
関係ないけどサンボマスターの山口隆(メガネっ子)さんがプロデュースしてる
かまボイラーってバンド、昔チロっとつきあいがあったんですが、
めちゃくちゃカッコいいのでゼヒ聴いてください。
しごく分かりやすくいうと、奥田民生meetsニルヴァーナなバンドです。
いや、そうでもないかな…って書いてたらスゲえ気になってきたので明日買いにいこっと。

本のほうに戻りますが、内容もアオリ同様。実にエモいです。
結構都合よかったり、ベタなエピソードが多いんですが、
ソコはソレ。ベタならベタに徹すれば良い。
安田大サーカスはまだまだ徹し切れてない。
冒頭に挙げたのは、ジュンがプレイしている新宿のジャズバーに入り浸っている
プロフェッサーというあだ名の老人の台詞。
ベタでしょ?でも徹しきってるから響くんですよね。
妙に気取ったりしないで、とにかくマッスグ書ききる。
他の本でもそうですが、五木寛之の本読んでると気持ちイイですな。
ファットボーイスリムみたいな、明快なグルーヴ感。いや、そうでもないかな…

ジュンに欠けていたものとは?
スウィングするとは?
ロシアの美人スッチー相手に脱童貞するには?
全てこの本に書いてあります。読むべし。

2005-02-19 22:52 | 音楽文庫 | Comment(0) | Trackback(0)
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